トップ>3種類のステップ
タイミングで重要になる「間」をつくる。ステップしても股関節(軸足)のギリギリまで溜める。
ステップのパターンは3つあります
1.すり足ステップ
すり足ステップは基本的でシンプルなステップです。
地面ギリギリに足が軽くするようにステップをします。
無駄な動作を最小限に抑えながら、軸足の股関節に体重を溜めながらも身体のブレを抑えてステップ(重心移動)していくことが出来ます。
2.足上げステップ
足上げステップはステップする時に足を上げて軸足1本で立つ時間を作るステップの形です。
このステップは軸足に溜めやすいステップです。
1.のすり足ステップと比べて、軸足一本に体重を乗せることになるのでより軸足の股関節に体重を乗せることができ、時間も僅かですが長くなりパワーを溜めやすくなります。
力強くスイングをしやすくなる一方で、バランスがうまく取れない、軸足にうまく体重が溜められないとミート力が大幅にダウンします。
足を高く上げる選手の場合、バランスを取ることが難しくなるので軸を安定させることも難しくなります。
構えた時のスタンスも関係してきますので、スイング全体のバランスも考えながら素振りなどで自分に合ったステップを見つけてください。
実践で対応していくためにはかなりの練習を必要とします。
3.ノーステップ
ノーステップはすり足ステップ、足上げステップよりも更に目線のブレが少なくなり、スイングの回転軸を安定させることができます。
予備動作がなくなるので力強さは感じませんがシンプルに安定したスイングができます。
4.ステップ幅
ステップの幅は人それぞれです。
ステップ幅が狭くなると回転しやすくなりますが、並進運動の距離が短くなるため、出力が低下します。
逆にステップ幅を広げると回転はしにくくなり下半身の筋力が必要となりますが、並進運動の距離も長くなるので、出力は上がります。
意識ポイントを写真で解説
1.小さめのステップ
2.大きめのステップ
3.なし