NOBILを使ってみる

11月 NOBILレポート

11月も少年野球チームの指導者、保護者、選手たちとコミュニケーションを取らせていただく機会に恵まれました

キレダスの体験会やトレーニングを指導させていただいた時は、いつも私の方も学ぶことがたくさんくありいつも新鮮な気持ちにさせてもらえています。

こちらの記事では主にキレダスの体験会などで指導させていただ時のエピソードや、週2回のペースで配信しているYouTubeコンテンツの感想などを元に記事にさせてもらっています。

バッティング、ピッチングのレベルアップのキッカケにして頂ければと思います。
最後まで是非ご覧ください。

打撃練習!バッティングマシンの落とし穴

小中学生のバッティング練習を見ていると、「アウトサイドイン」のスイング軌道でバッティングをしている選手が非常に多い印象です。

ウトサイドイン」でスイングしている選手はバッティング練習でいくらナイスバッティングを連発しても、試合の結果に大きな期待はできないでしょう!

逆にインサイドアウト」でスイングしている選手はバッティング練習でナイスバッティングを連発しなくても、試合で結果を出してくれると期待をするでしょう。

「アウトサイドイン」のスイング軌道でもヒットやホームランは打てますが、精度はかなり下がります。

投手はあらゆる手段を使って打者のフォームを崩したりタイミングを外したりすことが仕事です。

試合になると、その対策はより厳しくなるので、良い打撃をすることは難しくなります。

アウトサイドイン」のスイング軌道はタイミングがズレてしまうだけで打てる確率がかなり下がります。

バッティング練習ではマシン打撃をすることがあると思います。

ピッチングマシンのボールは、コントロールが安定し、ボールの軌道もイメージがしやすく、一定のタイミングでボールが飛び出てきます。

慣れてくると、打球の方向やフォームなどをあまり気にしなくても、打ち返すことは難しくはありません。

「インサイドアウト」のスイング軌道はタイミングが多少ズレてもヒットが打てたり、空振りが少なくなります。

インサイドアウトが出来る選手はタイミングがズレても対応出来ることを感覚的に理解しています。

マシン打撃では一見すると打ち損じている様でも、それが自分のイメージ通りに出来ているのかどうなのかが大事になります。

イメージ通りに打ち返せているということは、タイミングやフォームがスムーズに作動している可能性が高いと判断できます。

それが試合で活きるレベルのバッティング練習になります。

高校生なら自分で判断できる力をある程度は持ってほしいところです。

小中学生は指導者がしっかり見極めてアドバイスなどをしてほしいと思います。

インサイドアウトのスイングが出来ていれば、打球がどうであれまずは「ナイスバッティング」だと褒めてあげてください。

簡単なようで、マシン打撃でもインサイドアウトが出来ない選手は多く、アウトサイドインの軌道でスイングしている傾向が強いです。

マシン打撃こそ、結果を気にせず、自分のフォームやスイング軌道を意識して取り組めるようになっていただければと思います。

インサイド・アウトのスイングが身に付きやすい練習方法などお伝えしているので是非ご覧ください。

【なぜ必要?】打撃必須スキル『インサイドアウト』徹底解説!!

「6つのバッティングフェーズを理解する」

今年の8月に「6つのバッティングフェーズについて」公開させていただいた動画になります。

記事を見た後に紹介させていただいた動画を見ていただくと理解がより深まると思います。
先に紹介させていただきますが、後ほどゆっくりとご覧ください。

【大事】理解すると野球IQが上がる!6つのバッティングフェーズ

「6つのバッティングフェーズ」とは?
1.構え
2.テイクバック
3.トップ
4.スイング
5.インパクト
6.フォロースルー

になります。

抽象的ですが、この6つのフェーズがスムーズに連動してバッティングが出来ているとバッティングフォームは良いと言えます。

スムーズに連動しない原因は様々ですが、バッティングが上手くいかない選手、自信がない選手ほど各フェーズをまずしっかりと覚えることをオススメします。

練習などで指導をした際に実感したことは、理解している選手ほど「聞く力」「理解力」が子どもながらに高くなっていたからです。

また知識の混乱も防ぐことが出来て、自分の意識するべきポイントに集中することが出来るようになります。

小学生には難しい!
そう思われがちですが、選手たちに「6つのバッティグフェーズ」について説明をしてあげると、覚えてくれる子が意外にたくさんいました。

選手のそばにいた保護者の方も前のめりで聞いてくれていました。

子どもが「覚える」「理解」するということはどういうことなのか?

具体的には
①6つのバッティングフェーズを言葉で覚える、復唱することができるレベルにしてあげることです。

1.構え
2.テイクバック
3.トップ
4.スイング
5.インパクト
6.フォロースルー

各フェーズの動作を声に出しながら、一緒にしてあげるとスピーディーに覚えてくれました。

②各フェーズの動作が静止して表現することができること

この2つだけでも、すぐに答えられて動作に表現する選手
それだけでも素晴らしいと思いませんか?

③自分が大切にしているフェーズを明確にする

動画でもお伝えしていますが、選手1人で見つけられない小学生などは
少しお話をして一緒に探してあげる作業などオススメします。

どうしても自分で決めたもの、見つけたものでなければ、変わりやすいところはありますが、見つけようとする姿勢は次に活かされます。

指導する側も選手も、お互いに選手のフェーズがどのような形なのか?

それを把握した上で、選手自身が大切している、改善しようとしているフェーズがどこなのかを把握することで、指導したものが理解してもらえるのだと思います。

是非動画を見て理解を深めていただき実践で活かしていただければと思います。

少年野球のコーチ!想像以上に効果があった練習方法!

バッティングフェーズの「トップ位置」がしっかりと作れない選手はやはり打率も低くなります。

ある少年野球チームのコーチから、トップの位置を安定させるための、練習方法を教えてほしいと言われました。

過去動画の内容になるのですが「トップの位置で選手のバットを持ってキープ」する練習方法をお伝えしました。

【ミート力】最適なテイクバックを習得する方法!#バッティング理論-

練習で早速取り入れてみたところ、想像以上の効果があったようで凄く喜んでくれていました。

選手のグリップをトップの位置で持ってあげる加減が分からず四苦八苦したようですが、何選手かしているうちにコツが掴めてきたそうです。

「選手と自分の力加減、お互いのバランスが大切」だとおっしゃっていました。

チーム内では比較的トップの位置が安定している選手はキープするのが上手いと感じられたようです。

安定しない選手は手だけでトップをつくったりと、無駄な力が無意識に使っていることが体感できたと言われていました。

実際に練習に取り入れていただき嬉しいです。

11月 NOBIL動画のまとめ

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