シャドーピッチングをするときボールの代わりに何を持ちますか?
タオルを持ってシャドーピッチングすることが一般的ですがタオルの持ち方を工夫したり、タオル以外のものを手に持ってシャドーピッチングする方法もあります。
今回はシャドーピッチングをする際に手に持つ道具をご紹介していきます。
シャドーピッチングの目的や個人の感覚によってどれを使用するのが良いか異なると思うのでぜひ色々試してみてください!
抑えておきたいポイント
キレダスの体験会やブログ、SNS等でも何度もお伝えしているのですが、投球においてボールの握り方は重要です。
ボールの握り方が悪いと怪我に繋がるフォームになってしまう可能性も高まります。
シャドーピッチングをする際も、なるべく人差し指と中指と親指でボールを持つ感覚でシャドーピッチングを行いましょう。
下記ブログで正しいボールの握り方を解説しているのでぜひチェックしてください!
1.タオル
タオルでのシャドーピッチングが一番一般的な方法として知られているのではないでしょうか。
タオルでシャドーピッチングを行っているプロ野球選手の姿を見たことがある方も多いと思います。
タオルはどのご家庭にもあると思うので一番お手軽にシャドーピッチングの道具として使用することができます。
タオルでのシャドーピッチング【持ち方】
先程もお伝えしましたが、シャドーピッチングで何かを持つのであれば持ち方(指)が大事になります。
人差し指、中指でリリース、親指は人差し指と中指の真ん中に来るようにボールを持ちます。
シャドーピッチングのときも、3本の指でボールを持つのと同じ手の形でシャドーピッチングができるようにタオルを持つことをおすすめします。
このようにタオルに結び目を作り、ボールに近い形にすることでボールを握っているときと同じ感覚でシャドーピッチングをすることができます。
タオルでシャドーピッチングする場合はぜひ試してみてください。
タオルでのシャドーピッチング【結び方】
オススメのタオルは薄めのマフラータオルです。
タオルを縦に半分に折り、結び目が真ん中になるように結びます。
結び目を作ったら大きさを調整して完成です!
タオルでのシャドーピッチング【リリース】
タオルでのシャドーピッチングはリリースのときにタオルがブンッと音が鳴ります。
強く音を鳴らそうと意識をしすぎると、手首を使ってしまう可能性があるので注意しましょう。
タオルが長すぎても手首を使ってしまう原因にもなります。
2.ラケット
バトミントンのラケットでのシャドーピッチングもプロ野球選手がオススメしていたり、実際に取り入れているシャドーピッチングの方法です。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/07/02/gazo/20210902s00001173120000p.html
ラケットを振る菅野智之投手↑
バトミントンのラケットは軽量で、しっかり振ることができていればしなりを感じることもできるのでシャドーピッチングをするのにオススメのアイテムの一つです。
3.キレダス
キレダスはシャドーピッチングする際にもオススメのアイテムです。
持つところがボールの形をしているのでボールを握っている感覚でシャドーピッチングができます。
タオルのときと同様にリリースポイント付近で羽がピュンッと鳴ります。
4.何も持たない
フォームや体の使い方だけを確認したいのであれば何も持たずにシャドーピッチングをするのも良い方法です。
下の投稿はメジャーリーガーのカーショー選手がシャドーピッチングしている様子です。
グローブにはボールが入っていて、シャドーピッチの直前まではボールを握っていることがわかります。
このように何も持たずにシャドーピッチングを行うメジャーリーガーの投手もいます。
普段無意識に行っている選手も多いと思いますが、この練習を意識的に行うことで体の使い方やイメージトレーニングに集中して練習することができるのでオススメです。
シャドーピッチングのための道具【一覧】
他にもシャドーピッチングをするために作られたアイテムがあるのでいくつかご紹介していきます。
ジャイロスティック
フィンガーエース
なげる〜ん
ロープトレーナー
シャドーインナーロッド
シャドーピッチングでもグローブを持つ
シャドーピッチングでもできるだけグローブを持ってシャドーピッチングを行いましょう。
投球となると投球腕の方に注目しがちですが、グローブ側の腕の使い方も重要です。
そのため、グローブを持っているか持っていないかでフォームのバランスが大きく変化することがあります。
下記ブログでグローブ側の腕の使い方について解説しているのでこちらもぜひご活用ください。
最後に…
今回はシャドーピッチングで使う道具をご紹介しました。
プロやメジャーの選手でも人それぞれシャドーピッチングのやり方、道具は違うものを使っているので色々試して自分に合ったものを探してみましょう。
手になにか持つ場合はそれを振ろうとする意識が強すぎると、腕で振りに行ってしまいシャドーピッチングで逆に悪い癖がついてしまう可能性もあります。投球腕はあくまでも「勝手に振られる」意識で行いましょう。
マウンドの傾斜が苦手な選手は傾斜のある場所でシャドーピッチングをしたり、野手の方であれば捕球動作からのシャドースローイングをしたり様々な試合の場面を想定して行ってみてください。
シャドーピッチングは実際にボールを投球しないので、肩肘への負担が少なく練習することができます。
コントロールに悩む選手、球速アップしたい選手、送球を安定させたい選手など、様々な投球・送球のお悩みや課題を抱える選手の皆様に必要な練習になります。
ぜひ目的に合ったシャドーピッチングを行い、レベルアップしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。